2024年4月7日から放送開始のブルーアーカイブ The Animation 第01話 感想
以下、ブルーアーカイブのネタバレを含む場合があります。
ブルーアーカイブ The Animation 第01話の内容は、ゲームのチュートリアルとストーリー 『Vol.1 対策委員会編』 1章 01~02 まで。
先生がアビドス自治区へ向かうが遭難してしまい、シロコに助けられてアビドス高等学校に到着。カタカタヘルメット団に襲撃されて、それを撃退するところまで。
チュートリアル部分は連邦生徒会長の独白部分以外はすべてカット、変わりにアニメオリジナルの対策委員会定例会議で世界観の大雑把な説明があったが、ゲーム未プレイの視聴者はかなり置いてけぼりだと思う。
基本的なストーリーはゲームと同じだが、ちょくちょくカット・変更されてるシーンが見受けられる。特にシロコのドリンク間接キスや、おんぶされて汗の匂いを嗅ぐところなどの変態行動がカットされており、透き通るような世界観の健全()なアニメになっている。
アニメが初見の先生も多いからね、あんまり奇行を描くとドン引きしちゃうので仕方ないね。
アニメ全体の感想としては、作画は悪くないのだが線画が細い+淡い色使いのためちょっと目が疲れる。4Kモニタで見ているせいか全体的にぼやけて見える、まるでDVD画質を拡大しているような安っぽい絵になってしまっている印象がある。
2024年のアニメのクオリティとしては正直そこまで高くないかな。結構予算を掛けていると思うのだが、おなじく予算が掛かってそうな今期アニメの『響けユーフォニアム』や『無職転生』などの絵と比べるとどうしても見劣りしてしまう。
カメラワークも良くない。棒立ちで銃を撃ちすぎ。ガンアクションのアニメだと『ヨルムンガンド』が個人的にすごく好きだったのでそれぐらいのクオリティが欲しかった。
終盤、戦闘中にもかかわらず先生の問いかけに敵に背中を向けて立ち上がったところは笑ってしまった。
そして戦闘指揮する先生はやっぱりアニメだと描くのが難しい。同じ空間で描くとどうしても女の子の後ろから指示を出すヘタレの図になってしまう。
理想の戦闘指揮の姿は『ヨルムンガンド』のナイトナイン部隊を指揮していた人。
先生はキヴォトス人じゃないので銃で撃たれると死んじゃうんですよ、安全なところから指示を出してもいいと思うんだけど…。
そんな感じで、アニメで動くブルーアーカイブのキャラクターたちを見れたのは良かったが、クオリティや話の流れにちょっと不安を感じて正直これは厳しいのでは…と見ていたら突然の神OP(1話ではED)である。
めちゃくちゃすごいアクションと神作画、これをアニメ本編でやれたら他の作品を超える神アニメになれたのになぁ…。
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新規を獲得するためのアニメではなく、ゲームをプレイ済みのユーザーに向けたアニメである印象でした。2話以降がどうなるのか引き続き見ていきたいと思います。