2022年10月26日、ブルーアーカイブというゲームのイベント報酬が減らされて炎上騒動がありました。
久しぶりに現在プレイしているゲームの炎上にリアルタイムで参加できたため、経緯のまとめと感想などを書いていきたいと思います。
ブルーアーカイブとは
ブルーアーカイブとは、NEXON Games開発・Yostar運営によるスマートフォン向けゲームアプリ。
2021年2月4日サービス開始。
学園×青春×物語RPGをテーマにしており、プレイヤーは学園の「先生」となり、可愛い美少女の生徒と問題を解決していくお話です。
バトルはオートで進み、クリア後はスキップすることで周回できますのでライトユーザーやサブゲーにおすすめのゲームです。
よくある美少女ゲームと最大の差別化ができている点は、このゲームはBGMがとても素晴らしいこと。
キャラが可愛いとか声優が豪華なゲームはたくさんありますが、BGMが良いゲームってなかなか無いんですよね。
少し前に1.5周年を迎えており、イベントや生配信なども積極的に行ったり、SNS等でもファンアートが多数投稿されるなど、ユーザーも増えて勢いがあるゲームです。
今回の炎上時系列まとめ
2022年10月26日 19:00 新規イベント「Get Set, Go! ~キヴォトス晄輪大祭~」が開催されました。
2022年10月26日 21:15 緊急メンテナンス開始。
2022年10月26日 23:17 緊急メンテナンス終了。そのイベント内の報酬がもらえるミニゲーム「サイコロラン」の報酬が5分の1になりました。Twitterで「報酬ナーフ」がトレンド入りするなどして炎上。
2022年10月27日 03:06 Twitterにお詫びが掲載、補填内容発表。Twitterで「ヤケクソ補填」がトレンド入りするなど反響の大きさが伺えます。
2022年10月27日 20:04 緊急メンテナンス中に一部画像の差し替えが行われた件について経緯説明。
運営の対策
2022年10月27日 03:06 Twitterにお詫びと追加の補填内容が発表されました。
イベント報酬を大量に補填することになりました。
特にイベント配布キャラであるハスミ(体操服)を固有3まで上げることができる神名文字の配布は異常でヤケクソ補填とまで言われる始末。
緊急メンテナンス前に遊べたユーザーと遊べなかったユーザーでの格差が無くなったわけではないのですが、不公平感を薄めるという手法に出たようです。
イベント特効のせいでガチャの課金も絡んでくるため、実際にロールバックや個別対応は難しいと思いますので、大多数のユーザーへの落とし所としてはこんなところかなと思います。
イベント特効目当てでガチャを引いた人と緊急メンテナンス前に触れなかったガチ勢の人は少し不満が残るかもしれませんが…。
起こってしまった炎上騒動への対応としてはほぼ完璧ではないでしょうか。
お詫び、経緯の説明、大多数が納得する量の補填、今後の対策。これらを可能な限り素早く発表する。
この基本的な炎上対応ができない運営が多いんですよね…。
まぁ、しっかり企画・設計してテストプレイしていれば、そもそも炎上しなかっただろって意見もあると思いますが…。
起こってしまったミスを責めるだけではなく、前向きな気持ちで今後に期待していきたい、そんな風に思わせてくれる運営のゲームを遊びたいですね。
深夜にも関わらずこのような対応ができたのは流石良運営のYosterですね。他ゲームの運営…特に日本の運営会社も見習って欲しいです。
炎上した3つの理由
①ユーザー間の格差の問題
緊急メンテナンス後に「サイコロラン」の報酬が5分の1になり、データのロールバックや報酬の回収などは無かったため、緊急メンテナンス前に遊べたユーザーと遊べなかったユーザーで格差ができてしまいました。
また、最初の緊急メンテナンスの補填も十分ではありませんでした。
その後、追加の補填が発表されましたが、緊急メンテナンス前に遊べたユーザーと遊べなかったユーザーでの格差が無くなったわけではないのでガチユーザーは少し不満が残ったと思います。
②ガチャの問題
ブルーアーカイブは、イベント中にピックアップされたガチャキャラを編成してイベントに参加すると報酬が増えるという、いわゆる「イベント特攻」のようなものが設定されています。
当初のイベント報酬はとても効率が良かったため、さらに効率が高くなるようにガチャを引いたプレイヤーもいたと思います。
キャラ目当てではなくイベント特効目当てでガチャを回したユーザーからは不満が残る結果になったでしょう。
③公式ホームページのサイレント修正
公式ホームページのサイコロランの画像の報酬がモザイクでこっそり消えています。
これに関しては擁護できない…。
追記:2022年10月27日 20:04 この件について公式より発表がありました。
うーん、こういう経緯なら仕方ないな!(棒読み)
まとめ
ソーシャルゲームの運営は基本的にナーフすると荒れますし、インフレしすぎても荒れます。バランス調整は慎重に行わなければならないのが難しいところですね。
今回の炎上騒動では、迅速な対応と補填内容によりほぼ鎮火したように見受けられます。
しかし全てのユーザーが納得できる対応はありませんので、今回の対応によってどのような影響が残るのか、しばらく様子を見る必要がありそうです。


ちなみに私はイベント開始直後から緊急メンテの間にログインしてゲームをプレイしていましたが、まったりイベントストーリーを読んでいて祭りに乗り遅れたマヌケです。
お前ら笑うなっ!
