電車と徒歩で行ける範囲で東京西部の多摩・府中・調布周辺の日帰り温泉・スーパー銭湯に通い詰めたので独断と偏見でおすすめを語る。
岩盤浴って名前は良く聞くし興味はあったのだが、基本的に別料金だし女性向けのイメージだったのでなかなか行く機会が無かった。
今回行ってきた 天然温泉 仙川 湯けむりの里 に岩盤浴が導入されていたので勇気を出して体験してみた。
鉄板の上で焼かれるステーキの気分になったわ…。
天然温泉 仙川 湯けむりの里について
料金と支払い方法
入館料金 | 岩盤浴 | |
---|---|---|
平日 | 850円 | 700円 |
土日祝 | 950円 | 700円 |
券売機式で現金のみ。
下駄箱とロッカーにそれぞれ100円が必要。返却されるので取り忘れに注意。
アクセス
最寄駅は京王線『仙川駅』から徒歩7~8分。仙川駅周辺はごちゃごちゃしており大通りに出るまでちょっと大変だが施設は通り沿いにあるのでわかりやすい。
施設の感想
内風呂
- 白湯
- 高濃度炭酸泉電気マッサージ風呂
- リラクゼーションバス
- ジェットバス
- バイブラバス
- 座・マッサージ
- シェイプアップバス
- スーパージェットバス
- 水風呂
高濃度炭酸泉と電気マッサージを組み合わせた風呂は珍しい。
しかし高濃度炭酸泉は殆ど身体に泡がつかない濃度なので炭酸泉感が全く無い。
洗い場の数は多いが隣が近く仕切りも無く、水圧がかなり弱い。
露天風呂
- 岩風呂
- 絹の湯
露天風呂は2~3人程度しか入れない浴槽が3つとかなり狭い。
絹の湯はホームページの写真のような真っ白なお湯ではなく、ミクロの気泡は半分くらいで混ざり切っておらず、ぶっちゃけ普通のお湯である。
岩風呂は天然温泉感は全く無く、お湯はやや塩素臭い。
サウナ
- サウナ
- 仙蒸洞(蒸風呂)
サウナは良くも悪くも普通である。
蒸風呂はちょっと古めで汚れが目立つ。
露天風呂自体が狭いので外気浴スペースには限界があり全然足りてない状態。
岩盤浴
券売機で入浴券と岩盤浴券を購入。受付にチケットを出すと岩盤浴着と岩盤浴で敷く大きなタオルが入ったバッグが渡される。
まずは普通に入浴して体を温め、岩盤浴着に着替えて未知の世界である岩盤浴専用ゾーンへ入る。
岩盤浴の部屋とオープンな冷却ルーム、リクライニングチェアや漫画のある休憩ルームの3部屋で構成されていた。他の施設と比べるとシンプルな施設である。
さっそく岩盤浴の部屋に入る。サウナほどではないがかなり暑い。タオルを敷いて横になると1分くらいで身体中から汗が吹き出す。バスケ漫画のキャラみたいな汗である。
岩盤浴に10分入って、冷却ルームで10分休憩を3~4セット繰り返す。たまにリクライニングチェアで漫画を読んだりして休憩する。
確かに岩盤浴自体は気持ち良いのだが、岩盤浴着もタオルも汗でびしょびしょになるので休憩してても不快である。さすがに数時間もこの状態でいると生乾きのイヤな臭いがしてくる…。
ヤバいくらい汗が出るので水分補給は大事。水は500ml持っていったのだが全然足りない。水分はどんなに摂っても摂り過ぎるということはない。
石はプレート系と細かい石を敷き詰めた砕石系があり、全部で4種類くらいあったが違いはあんまりわからなかった…砕石系は結構痛いので初心者はプレート系をオススメする。
全部で17席くらいしか無かったので平日でも若干順番待ちが発生する。
帰宅後は1日中、顔と身体がツルツルスベスベしていた。美肌効果が高いというのも頷ける。
休憩所・食事処
休憩スペース(リクライニングシート・漫画コーナー)は岩盤浴利用者専用のため、一般利用者は休める場所が無い。
漫画の種類は私の行ったスーパー銭湯の中では一番充実していたがラインナップがちょっと古めで、完結している作品でも途中までしか置いてなかったりする…。
食事処は利用していないが、券売機式なので現金のみだと思われる。
まとめ
Q.岩盤浴っておっさん一人で行ってもいいの?
A.おっさん一人でも安心して岩盤浴に行こう!男女比は3:7から4:6くらいだったし一人客がほとんどだったよ!!
残念ながら入浴施設としての満足度は低く休憩スペースも無いので、わざわざ電車に乗ってまで入りに行く施設ではない。近所に住んでいるなら銭湯代わりに使うには良いかもしれない。
岩盤浴まで含めるなら比較的安価で利用できるので悪くない施設だと思う。