SOUNDPEATS Air4 Pro レビュー&SONY WF-1000XM3との比較 [PR]

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SOUNDPEATS社より、新製品『SOUNDPEATS Air4 Pro ワイヤレスイヤホン』が発売されるのでレビュー記事を書いてみませんか、と依頼がありました。

私は2017年頃にSOUNDPEATS Q12 Bluetoothイヤホンを購入したことがあります。当時の価格で 2,899円でした。

Q12はレビューの評判はそこそこ良かったのですが、実際は音質はかなり酷く装着感も悪くてやっぱり海外メーカーの安物はダメだなぁと痛い経験をしたものです…。

あれから6年経ち、どのくらい製品が進化したのか興味があったので試してみようと思います。

本記事はSOUNDPEATS社から商品を提供いただき作成しています。

SOUNDPEATS Air4 Pro ワイヤレスイヤホンの概要

SOUNDPEATS Air4 Pro は、中国・深センに本社を持つSOUNDPEATS社から2023年10月に発売予定の完全ワイヤレスイヤホンの最新作です。

公式サイト https://jp.soundpeats.com/products/air4pro

製品の特長

  1. QualcommのBluetoothチップ「QCC3071」を採用、aptX Lossless/Snapdragon Soundに対応、CDレベルの音質を実現。
  2. 最大-45dBのハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能、繁華街などの騒がしい環境でも音楽を楽しめる。
  3. 特殊な素材と構造で設計された13mmダイナミック型ドライバーを使用し、臨場感や豊かな低音域を最大限に実現。
  4. 最新実用機能を備えて、マルチポイント/装着検出/低遅延ゲームモードを搭載。
  5. aptX Voice技術とcvc通話用のノイズキャンセリング機能を搭載することによりクリアな通話を実現。

主な仕様

製品名Air4 Pro
タイプ完全ワイヤレス型
ドライバー形式13mmダイナミックドライバー
再生周波数帯域20Hz – 20KHz
重量単体:3g
本体:36g
BluetoothバージョンBluetooth5.3
対応コーデックaptX Voice
aptX Lossless
aptX adaptive
aptX
AAC
SBC
最大持続時間単体:6.5時間
本体:26時間
充電コネクタUSB Type-C
その他防水機能 IPX4
Adaptive ANC
マルチポイント
装着検知機能
風ノイズ低減

外観・梱包・付属品

パッケージは非常にコンパクトです。

付属品は取扱説明書のみ。USB Type-Cケーブルや交換用のイヤーピースなどは無い最小限の構成。

技適マークも取得済みで安心。

ケースは艶消し塗装されていて、指紋は目立たなくなっています。

ケース底面に充電用のUSB Type-C端子とペアリング用のボタンがあります。

ワイヤレスイヤホンの形状は、本体からスティック状の部品が伸びている、いわゆる『うどん型』。

イヤーピースの部分は楕円形の独自形状のため、汎用イヤーピースは使えないと思います。

操作方法

SOUNDPEATS Air4 Pro を使ってみた感想

音質

私は音響ガチ勢ではないのであんまり気の利いたコメントは言えないのですが、低価格帯のような籠った音ではなく、高価格帯のようなクリアで響くような感動もなく、良くも悪くも値段並みの音質だと思いました。

個人的にワイヤレスイヤホンで気になるのは音質よりも音の遅延なのですが、Air4 Proは低遅延のaptXコーデックの対応および低遅延ゲームモードを搭載しており、音の遅延が感じられないのは良かったです。

装着感

まず手にとって驚いたのはその軽さで、本体はわずか3gしかないため装着時に耳への負担が非常に少ないです。

また、本体から伸びたスティックの部分でも支えてくれるので非常に安定感があります。

気になったのはイヤーピースが楕円形の独自形状で汎用イヤーピースが使えないため、付属のものが耳に合わないと困りますね。

操作感

操作については、タップによる音量上下の反応がかなり怪しいですね…。

一時停止中であれば反応しますが、再生中は反応しないので音を聞きながら調整できないのは不便です。たまに再生中も反応するのでそういう仕様というわけでもなさそうです。

音量上下は効果音も鳴らないので反応しているかわからないのもマイナス。パソコンやスマホの画面で音量ゲージを見る必要があります。

それ以外の操作についてはちゃんと反応しました。

本体部分のタッチセンサー範囲はそこそこ広く、スティックの部分を持たないと誤反応してしまうことも多いですね。

マルチポイント機能

2台の親機に同時接続できるマルチポイント機能に対応していますので、パソコンとiPad proで接続してみました。

特に設定不要で自動的に音が鳴っている親機の音を再生してくれます。同時に両方の音が鳴るわけではないので注意。

切り替わりに数秒程度掛かりますが、親機側で接続し直す必要がないのでとても便利です。

アダプティブANC機能とCVCノイズキャンセリング機能

モードを切り替えると明らかに外部の音が聞こえなくなるので、ノイズキャンセリングは優秀だと思います。

装着検出機能

装着検出機能も搭載されていて、イヤホンの脱着により自動で音楽を再生・停止してくれます。

電池持続時間

カタログスペックではワイヤレスイヤホン単体の最大持続時間は約6.5時間だが、実際に連続再生したところ約3時間45分でバッテリーが無くなり停止しました。

通勤・通学で使用するには十分だしケースに戻せば充電されるので特に不便を感じることは無いと思いますが、カタログスペックとの差が大きく少し残念でした。

その他

個人的に気になったのはワイヤレスイヤホン本体の左右が分かりづらいことです。

逆側のイヤホンを耳に装着したりケースに戻したりすることがあり、若干イライラすることがありました。

スティック部分の内側に『L』と『R』が一応刻印されていますが見づらい…。

SONY WF-1000XM3では、『R』側の刻印が赤色で目立つので一発で分かります。ケースにも同様に刻印されていますので間違えることもありません。

SONY WF-1000XM3およびPanasonic RP-HDE1と比較

私の使用しているSONY WF-1000XM3および有線イヤホンPanasonic RP-HDE1と比較してみました。

WF-1000XM3はSONYのワイヤレスイヤホンの中では最上位モデルで、2020年に購入しました。当時の価格は約25,000円で、Air4 Proの約3倍の価格になっています。

現行機種より2世代前とはいえ価格帯が違う製品なのであんまり参考にならないかもしれないがワイヤレスイヤホンはこれしか持ってないからしょうがない…。

RP-HDE1はPanasonicの有線イヤホンで4,000円位の製品です。私は音楽プレイヤー専用機となったiPhone 5Sに接続して外出時に使っています。

SOUNDPEATS
Air4 Pro
SONY
WF-1000XM3
Panasonic
RP-HDE1
音質×
装着感×
音の遅延
価格8,480円約25,000円約4,000円
  • 音質はWF-1000XM3が圧倒的に良い
    • Air4 Proは音が平面的で若干籠って聞こえる、良くも悪くも値段並の音質
    • WF-1000XM3は圧倒的に音が良く、全体的にクリアで立体的に聞こえる
    • RP-HDE1は非常に籠った音で高音・低音共に潰れてしまっている
  • 装着感はAir4 Proが良い
    • Air4 Proは本体3gと軽いだけでなく本体から伸びたスティックの部分でも支えてくれるので非常に安定感がある
    • WF-1000XM3は本体8.5gを耳の穴だけで支えなくてはならないので長時間着けていると痛くなったり外れやすい
    • RP-HDE1はイヤーピースを良く紛失するので適当なものをつけてることもあり装着感はあまり良くない、ケーブルが邪魔である
  • 音の遅延の少なさはAir4 Proが良い
    • Air4 Proは低遅延のaptXコーデックに対応しているので有線イヤホン並に遅延が感じられない
    • WF-1000XM3はSBC/AACコーデックにしか対応していないので、アニメや動画を見ていると口パクと微妙にズレるのが気持ち悪くてあまり使わなくなった過去がある
    • RP-HDE1は有線なので音の遅延が無いのだけは利点である

総評とクーポンコード

SOUNDPEATS Air4 Pro ワイヤレスイヤホンの総評としては以下になります。

  • 音質は良くも悪くも価格並
  • 低遅延のaptXコーデック対応および低遅延ゲームモードを搭載しており、音の遅延が感じられない
  • ワイヤレスイヤホン本体はわずか3gと軽く、スティック部分の支えもあり装着感は良い
  • 2台の親機に同時接続できるマルチポイント機能が便利
  • ノイズキャンセリング機能は優秀
  • 本体の操作感は誤動作も多くあまり良くない
  • 電池持続時間はカタログスペックほど良くない
  • ワイヤレスイヤホン本体の左右が分かりづらい

私もいままで色々なイヤホンを使ってきました。音というのは個人の好みもあるので優劣を付けるのは難しいですが、やはり音質と価格は比例するということを再認識しました。

個人的には音の遅延が感じられない点が非常に優秀だと思いますので低遅延を重要視する方におすすめ製品です。

防水機能やノイズキャンセリング、マルチポイント・装着検知・低遅延ゲームモードなどワイヤレスイヤホンに必要な機能は一通り実装されていて全体的なコストパフォーマンスは悪くないと思いますので、興味のある方はぜひ試してみてください。

発売価格は8,480円ですが、6,106円(28%OFF)で購入できるクーポンコードを発行していただきましたので是非ご利用ください。

クーポンコード: A4PBWYBLG08

開始日: 2023/10/25 00:01 JST
終了日: 2023/10/31 23:59 JST
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